ウミガメ

宮古島を訪れるダイバーの間では有名なダイビングスポットに、「魔王の宮殿」と呼ばれる場所があります。ダイビング雑誌でも何度も取り上げられる幻想的な魔王の宮殿。その魅力とは?

なぜ「魔王の宮殿」と呼ばれている?

魔王の宮殿と呼ばれる所以を知るには、この場所の内部に注目してみるとわかります。

魔王の姿のイメージといえば、威圧感のあるごつい身体とその身体を覆うように羽織ったマント姿ですよね?

まさにそれを目の前で見ることが出来るスポットが存在するのが、魔王の宮殿です。

魔王の宮殿は洞窟になっていて、中に入るとエントランス、王座の間、魔王の玉座など複数のホールで構成されています。

その中の一つである「玉座の間」が、まるで魔王がマントを羽織っている姿のように見えるのです。これが「魔王の宮殿」と呼ばれる由来といわれています。

魔王の宮殿の見所は?

世界中のダイビングスポットを回りつくしたダイバー達すら魅了される魔王の宮殿。

あえてこの場所まで足を運んででも潜ってみたいと言わしめた魔王の宮殿の見所は、一体どんなところにあるのでしょうか?

洞窟の入口は人1人分程度の小さな穴

魔王の宮殿は洞窟になっています。そのため「魔王の宮殿」の幻想的な風景に出会うためには、入口から中に入らなければいけません。

ところがこの入口が、意外と狭い…。人が1人通るのがやっとの穴から進んでいきます。

これこそ魔王の宮殿を探検する大冒険の始まりに相応しい入口。

真っ暗な内部に一人ずつしか入ることが出来ないところが、人間たちを拒む魔王の居城といわれる所以なのでしょうか?

名前の由来となった「玉座の間」

この洞窟の名前の由来となった玉座の間は、入口から少し奥に進んだ地点にあります。

玉座の間の上部には隙間があり、天気の良い日にはこの隙間から玉座の間を照らすように光が差し込んできます。

暗い洞窟の中、まるでその場所だけが光の空間となっているかのような幻想的な光景が広がる玉座の間。

奥に進むほど水深が深くなりますが、その場所から天井に目を向けると、天井から青い光に包まれてたたずむ魔王を見上げているような気分に陥ります。

魔王の宮殿は狭く暗い通路を進むミステリーツアー

魔王の宮殿にはいくつものホールがあるのですが、ホール通しをつなぐ通路は細く、しかも真っ暗です。

通路の先に見える光の空間に向かって奥に進んでいくのですが、その行程はまさにミステリーツアー状態。

慎重に光を頼りに奥へと進んでいくスリルと興奮は、まさに魔王の名のつくこの場所ならではの体験です。

沖縄の一般的なダイビングスポットに少し飽きてきたという人には、ぜひとも足を運んでほしい場所です。

魔王の宮殿で出会うことが出来る魚たち

魔王の宮殿周辺で見ることが出来る魚たちは、ホワイトチップ、キンメモドキ、ハタンポ、センテンイロウミウシ、スミレヤッコ、ウミシダヤドリエビ、アカマツカサ、ベニマツカサなどです。

魔王の宮殿を体験するベストシーズンは?

魔王の宮殿は、最大深度25mの上級者向けケープポイントです。

ベストシーズンは、11~4月頃と言われています。

魔王の宮殿と併せて潜ってみたいおすすめダイビングスポット

宮古島は地形ポイントが多いため、他にも多くのダイビングスポットが存在します。

そんな宮古島で魔王の宮殿に足を運ぶのなら、併せてぜひ潜ってほしいおすすめのダイビングスポットがあります。

アントニオガウディ

この名前を聞いて思い浮かぶのが、スペイン出身の天才建築家であるアントニオガウディの未完作品「サグラダ・ファミリア」。

1882年に着工したものの未だに完成していないサグラダ・ファミリアは、なんといっても無数のアーチと複雑な造形美が魅力の建築物です。

そのサグラダ・ファミリアのように無数に入り組んだアーチと複雑怪奇な形をしているのが、宮古島の人気ダイビングスポット「アントニオガウディ」。

建築家アントニオガウディが宮古島の海中に設計して作ったのではないかと思わせるような不思議な形をしているこのポイントは、「魔王の宮殿」に匹敵するほど有名なダイビングスポットでもあります。

ちなみに非常に神秘的な光景が魅力のアントニオガウディですが、最大深度35mですので上級者向けのポイントです。

エンジェルケープ

「魔王の宮殿」「アントニオガウディ」ときたらもう一つ外せないのが、地元ダイバーたちから絶大な人気を得ている「エンジェルケープ」です。

全長約20mの洞窟の中央部分にある大きな空間がおすすめポイントで、天井の隙間からまるで光のカーテンのように青い光が差し込んでくる光景はお見事!

しかも海の状態によって光の色が変わるのも魅力の一つで、青だけでなく、白やエメラルドグリーンの光のカーテンが見られることもあります。

そもそもなぜこの場所が「エンジェルケープ」と呼ばれるようになったかというと、この光のカーテンとともに天使が舞い降りてくるように見えたところから名付けられたといわれています。

スリルと冒険心をくすぐる「魔王の宮殿」とは違い、まるで天使に包まれているような穏やかな気持ちになれる「エンジェルケープ」。

対照的な2つのスポットですが、どちらも宮古島では外すことが出来ない超人気ダイビングスポットです。

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