
沖縄にはたくさんの離島があります。車で行ける離島のひとつに「奥武島(おうじま)」があります。ここは、「天ぷら」、「猫」、「グラスボート」が楽しめる離島です。さっそくご紹介しましょう。
奥武島(おうじま)基本情報
奥武島(おうじま)は沖縄本島南部、南城市の南に浮かぶ1周するのに車で10分弱の小さな島です。沖縄本島と橋でつながっていますので、車で行ける離島です。
奥武島は天ぷらで有名だった
沖縄の天ぷらは衣が分厚くて、フカフカしています。衣に味が付いているので、なにも付けなくても食べられます。那覇の街中でも天ぷら屋さんはたくさん見かけますが、これは本土の「格式のある日本料理店」ではなく、「お惣菜屋さん」のような感覚です。どこのお店でも1個60円程度ととてもリーズナブルなので、天ぷらは行事食でもあると同時に、おやつにもなるし、差し入れにもなる沖縄県民にはとても身近な食べ物です。
奥武島へつながる橋を渡ってすぐのところに「中本鮮魚てんぷら店」があります。もう少し進むと「大城てんぷら店」があります。
天ぷらの具材は、魚、イカ、もずく、あーさ(アオサ)、田芋などです。「魚」って漠然としていますが、その時に入手した魚を揚げているお店が多いので、日によって魚の種類が異なるので、魚とだけ書いてあります。
魚はマグロやメヌケ、キングクリップなどが多いようです。もずくやあーさなどの海藻があるところも面白いですね。水分の多そうなもずくですが、天ぷらにするととてもおいしいです。どちらのお店も行列のできることもありますが、並んでも是非食べて欲しいと思います。安いからと言ってたくさん買うと食べきれないことになります。沖縄の天ぷらは大きくて、食べ応えあるので3~4個でお腹がいっぱいになります。
奥武島の猫
沖縄って猫の遭遇率がとても高いと思います。特に奥武島は野良猫が多く、観光客がネコに天ぷらをあげたりしている為かとても人懐っこいです。
海をバックにネコの写真を撮る事も出来ますので、是非インスタ映えする写真に挑戦してみて下さい♪
グラスボート
グラスボートとは、船底の一部がガラス張りになっていて、水着に着替える必要もなく、服を着たまま海底の様子を見ることが出来るボートです。シーズンオフでも小さなお子さんと一緒でも気軽に楽しめますよ。
船頭さんが撒き餌をして魚を集めてくれたり、ニモ(カクレクマノミ)のいるところへ案内してくれます。南国沖縄ならではのカラフルな魚たちや美しいサンゴを気軽に見られるのでオススメです!
ただ、ずっと下を向いて海底をのぞき込んでいると船酔いしますので、時々は顔をあげてくださいね。
- 営業時間:夏季(4月~9月)9時~18時 / 冬季(10月~3月)9時~17時※悪天候時は、欠航となる場合があります。
- 利用料金:大人1500円、小人(4歳~小学生)750円
奥武島へのアクセス
- 車の場合
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那覇空港から奥武島まで車で約40分です。那覇空港自動車道(名護方面)へ入り南風原南ICまで行って、南風原ICを降りたら県道48号方面へ進みます。国道331号を経由し「奥武島」の看板を目印に「奥武海道」へ進んでください。
- バスの場合
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奥武島には奥武(おくたけ)というバス停があり「琉球バス交通53番 志喜屋線」が来ますが、時間や本数がとても少ないです。
また現在、那覇バスターミナルからは「琉球バス交通53番 志喜屋線」が出ていないため、モノレール県庁前で下車し、那覇市役所の裏手の「上泉」から乗車すると「奥武」まで行く事ができます。ですが、帰りの時間帯に奥武島から那覇方面のバスは運行していません!帰りは奥武島を出て、331号線にあるバス停まで歩くことになってしまいます。路線バスにこだわりがなければ、車で行くことをお勧めします。
天ぷらと猫と美しい海の見られる奥武島。のんびりとした時間が楽しめます。是非どうぞ。